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特技は何ですかと聞いたら「ネットです」と答えていた。
よく見るサイトは何かと聞かれ、「はてなダイアリーと痛いニュースです」と答えていた。
しかも誇らしげに。
特にサイトを作ったり、コーディングができたりするわけではないらしい。
つまり、サイト閲覧が得意と言いたいらしい。
それは特技ではない。趣味だ。
他に何かお勧めのサイトはあるかと聞いたら、「ハムろぐとへいわぼけです」と答えていた。
他にも2ちゃんねる系のまとめサイトをよく見るらしい。でも、2ちゃんねるはまったく見ないらしい。あくまでまとめサイトのみ。
ニコニコ動画はたまにみるが、探すのが面倒なのであまりみないらしい。動ナビは見てるらしい。
それでも、自分には人一倍ネットリテラシーが自分にはあるので、弊社(ママ)が自分を雇って損はないとPRされた。
一流大学を出ながら、この時期に内定を取れていない理由がわかった気がした。
どうしてはてなや痛いニュースが好きなのかと聞いたら、マスコミでは決して議論をされないような深い議論が展開されているから、と答えられた。
俺「深い議論とは、例えばどういう議論ですか?」
はてなー(以下、は)「非モテとか」
俺「非モテとは何ですか?」
は「モテない自分の苦しみとかを議論するんですね」
俺「議論してどうするんですか?」
は「え…と、いや、アツイんです、とにかく。あと、深いかなぁと」
俺「深いとは?」
は「今までの哲学者だってもてなかったので、有意義な議論ができていてって説があって。しかも実は男のほうが女より弱者で、そういう可能性とか、アツイなぁって」
俺「他にはどういう議論をするんですか」
は「あとは、モヒカ…いや、ニートは悪くないとか。嫌なら働かなくてもいいと思うんですよ。ベーシックインカムとかもあるし」
俺「では、あなた自身は働くことについてどう思いますか?」
は「僕は自分に嘘をついてまで働きたいとは思いません。それってつまらないというか、僕は人一倍、そういうことを考えてしまうので、社会になじまないというか、社会が受け入れないんですね」
俺「この会社で働くことは嘘ではないんですか?」
は「いや、この弊社(御社だ!)なら、やりたいことができるので、働いてもいいかなって」
俺「やりたいこととは、例えばなんですか?」
は「え!? たとえ? たとえば…、あー。え、検索とか、調査とかですか?」
俺「ええと……OK。とりあえず、外からどう見えるか知らないけど、どの会社も、どの人も、やりたいことだけをやっているわけじゃないし、かといってそれがつまらない生き方ってわけでもないと思うよ。君がこの会社に入ったら、たぶん君の言う嘘をたくさんついてもらうことになるけど、それでも働きたい?」
は「え…いや…それは……ええ、それはしょうがないんじゃないかなと思います」
俺「しょうがない?」
は「いえ、割り切れます。というか割り切ります。そこは」
俺「…わかりました。他に何か自己PRはありますか?」
は「はい。僕は人一倍、こむづかしい話ができるので、会議などは得意だと思います」
俺「(スルーして)自宅からここまではどれくらいですか?」
以下略。こんな感じで面接は終わった。
そして、何故か今週から、彼は僕の隣の席で働いている。
社長が「痛い奴だったな! あれじゃだめだ! お前が鍛えなおしてやる!」となんだかウキウキしたからだ。
「ああいう奴、本当にいるんだな! ネットの中だけかと思ったよ」と。
そんな社長は大体、いつも海外に出張していて日本にいない。
こうして、僕とはてなーとの、奇妙な関係がスタートした。
#はてなーの人の意見を聞きたいから、はじめて増田のアカとってみた。
はてなダイアリーより引用
おもしろかったので掲載。
作りか本当かわからないけれども、ありがちに思えてくる話だと感じました。
絶対どこも採用しないだろう人を採れる会社はあるのだろうか?
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